アフリカのリズム

アフリカでは、そこに人が集えば宴会が始まります。誰かが鼻唄を歌い始め、それに呼応するように歌声が響き始めます。勢いが付いてくると声量があがり熱も帯びてきて、手や足で地面を叩きリズムと躍動感が生まれます。アフリカの人々にとって音やリズムやダンスは切っても切れない絆があり大切な存在。アフリカ人であれば、誰でも素晴らしいリズム感が生まれつき備わっているかのようです。

ジャンベ発祥の地と言われている西アフリカ一帯は、1230年代から1645年まで栄えたマリ帝国の領土で、西アフリカのほぼすべての民族集団の何百万人もの人々を支配する大帝国でした。そもそもジャンベという名前の由来は、マリやコートジボワールで話される『バンバラ語』で『ジェベバラ』（ジェベ＝調和、バラ＝太鼓）。

ジャンベは神聖なものなので、昔はジャンベを演奏できる家系が定められおりその家に生まれた者だけが冠婚葬祭や伝統儀式の際にジャンベを演奏することができたそうです。

バラと歌声

ナイバシャ湖のバラ農園でも歌とリズムは大切にされています。バラの収穫を終えた女性たちは工場へとバラを運び、葉を落としたり茎の長さを揃えてバラを送る準備を整えます。その作業をする広い部屋には大音量でゴスペルの音楽が流れています。女性たちは皆鼻唄を歌いながら微笑んで仕事をしています。

ケニア人の約80％がキリスト教徒で、幼い頃から協会でも学校でもいつもゴスペルを聞いて育った彼らは、大自然への感謝や神への愛、奇蹟への喜びを歌に託し、ゴスペルを聞きながら今日も作業をするのです。

カラフルな躍動感

アフリカでは、ジャンベには3つの精神が宿っていると信じられています。「樹木の精神」「動物の皮の精神」そして「製造した人間の精神」です。

さぁ！ドラムを叩くと歌が始まり踊りが始まって、誰もが陽気に楽しく時間を過ごします。辛いことがあってもドラムと音楽さえあれば、いま、この瞬間はパラダイスです。今ここに集う人のみならず、ジャンベを通じ、木や動物やご先祖様たちの魂も集って繋がり合います。

軽快なリズムに合わせた軽やかな身体の動き、土を蹴る力強い足の音、青空や星空の下に響き渡る大人や子どもの笑い声。

そんな音やリズムを表現した花束をお楽しみください。

当社からご提案するご利用シーン

①ご家族や恋人への贈り物として
・お誕生日プレゼント
・結婚記念日や特別な日のプレゼント

②友人や大切な方へのお祝いの贈り物として
・お誕生日プレゼント
・入学や卒業、引っ越しや転職のお祝い

③自分へのご褒美として
・願いが叶った時や頑張った自分へのプレゼント
・大事な仕事やプレゼンの前に自分を整えるアイテムとして
・日常を彩るパートナーとして

使用している花の種類

※輸入の状況により内容に変更がございます。
　お問い合わせはお控えください。
・ピンク（メモリー・ニコレッタ）
・オレンジ（ダウンタウン）
・黄色（グッドタイムス）
・マーブルスプレー（ファイヤーワークス）

ケニアのナイバシャ湖畔にある農園から直接輸入

アフリカローズが扱うバラは市場を通さずに全てケニアのバラ農園からフェアトレードで直接輸入しています。ケニアの首都ナイロビから90km北にあるナイバシャ湖の畔にあるバラ農園では2000名の生産者さんが働いています。シングルマザーの多いケニアでは女性の経済的自立はとても重要であり、バラ農園で働く女性たちは鼻唄を歌いながら愛情を込めてバラを育てています。アフリカ大陸から週に2回、17時間かけて届くバラは新鮮で生命力に満ち溢れています。

カーボンオフセット寄付（任意）について

アフリカローズでは、バラの栽培・輸送時に排出されるCO2量を計算し、毎月ケニアの植林活動を行う団体に寄付をしています。1トンのCO2につき1本の植林で相殺できる計算です。2020年6月から開始し、おおよそ毎月20本程度の植林を継続しております。『ストップ地球温暖化』アクションの仲間になって頂けたら嬉しいです。