人類発祥の地を越えて

ケニアの首都ナイロビから北西に約100キロ離れたナイバシャ湖に向かう途中に現れるのは「グレート・リフト・バレー」（大地溝帯）と呼ばれる巨大な谷。南はモザンビークから北はヨルダンまでアフリカ大陸を縦断する約7000キロメートルの巨大な大地の裂け目は「人類発祥の地」とも「動物の楽園」とも呼ばれています。

この谷を抜けて、更に1時間ほど車を走らせるとバラの産地ナイバシャ湖につきます。標高約2300メートルの冷涼なこの地域は朝晩と日中の寒暖差が激しくバラの栽培に最適なエリアとしてイギリス植民地時代の1970年頃から花の栽培が始まりました。

動物の楽園、ナイバシャ湖

ナイバシャ湖はケニアにある淡水湖。ここはマサイの地。ケニアには42の部族が共存していますが、ナイバシャ湖のエリアは古くからマサイ族の土地でした。ナイバシャという名前の由来も、マサイ族の言葉で「荒い水」を意味するNai' poshaに由来します。ここで突然の嵐が起こることがあるから、と言われています。

湖の周りにはたくさんのロッジがあり、早朝にボート・サファリに出かけることもでき、湖にはカバやキリン、サル、ガゼル、ウォーターバック、そして様々な鳥と出会えます。早朝のボート・サファリからの景色は、まるで楽園。「荒い水」はまるで想像もできない程、穏やかな湖面が広がります。

朝のナイバシャ湖

朝日が昇った直後の湖は幻想的な美しさに包まれます。朝露が残る水面が穏やかに揺れ、霧が晴れてくると目の前に大きな湖が広がります。そこにカバやキリンや鳥たちのシルエットがあらわれるのです。

なんとも優雅で穏やかな時間。穏やかすぎて、まるで自分など存在しないかのように自分の身体が自然や湖の一部となって解けていくのを感じ、人間もまた動物であり自然の一部だと直感的に悟るのです。美しさを越えた叡智を感じるナイバシャ湖。そんな朝のナイバシャ湖の一場面を切り取った花束です。

朝露が太陽に輝き、夜は星を映す美しい湖ナイバシャ湖。そのほとりで湖の水で育まれるバラは、育てた人・贈る人・贈られた人、誰をも幸せにします。

当社からご提案するご利用シーン

①ご家族や恋人への贈り物として
・お誕生日プレゼント
・結婚記念日や特別な日のプレゼント

②友人や大切な方へのお祝いの贈り物として
・お誕生日プレゼント
・入学や卒業、引っ越しや転職のお祝い

③自分へのご褒美として
・願いが叶った時や頑張った自分へのプレゼント
・大事な仕事やプレゼンの前に自分を整えるアイテムとして
・日常を彩るパートナーとして

使用している花の種類

※輸入の状況により内容に変更がございます。
　お問い合わせはお控えください。
●淡いグリーンとピンクのLaBelle、トップギア
●ライムグリーンと白が凛々しいAthena

ケニアのナイバシャ湖畔にある農園から直接輸入

アフリカローズが扱うバラは市場を通さずに全てケニアのバラ農園からフェアトレードで直接輸入しています。ケニアの首都ナイロビから90km北にあるナイバシャ湖の畔にあるバラ農園では2000名の生産者さんが働いています。シングルマザーの多いケニアでは女性の経済的自立はとても重要であり、バラ農園で働く女性たちは鼻唄を歌いながら愛情を込めてバラを育てています。アフリカ大陸から週に2回、17時間かけて届くバラは新鮮で生命力に満ち溢れています。

カーボンオフセット寄付（任意）について

アフリカローズでは、バラの栽培・輸送時に排出されるCO2量を計算し、毎月ケニアの植林活動を行う団体に寄付をしています。1トンのCO2につき1本の植林で相殺できる計算です。2020年6月から開始し、おおよそ毎月20本程度の植林を継続しております。『ストップ地球温暖化』アクションの仲間になって頂けたら嬉しいです。